FFREAD data cards for lproto-0.04

FFREAD data cards for lproto-0.04

Last update: 03-Feb-2003 R. Sawada
Geometry
KEY Args Type Defaults Description COMMON Var
NPMT nx ny nz INTEGER 6 6 8 検出器の各軸に沿ったPMTの個数 XECGEO NXPMT
PMTINT distance REAL 6.2 隣のPMT(同一面上)との中心距離。単位はcm。 XECEGO PMTINT
FILL ratio REAL 1.0 Xe 液面の高さ比。 上面で丁度 1、下面でと 0 なる。 1 回目の産総研では 0.960080645 であった。 XECGEO FILL
HCRLON iflag INTEGER 0 0ではハニカムは密度の小さいSUSとなる。1では実際と同じように蜂の巣 構造を持つ。 LPFLAG HCRLON
HCX length REAL 0.0 ハニカムの構造をx方向にHCX [cm]平行移動する。詳細はページ最後を参 照 XECGEO HCX
HCY length REAL 0.0 ハニカムの構造をx方向にHCY [cm]平行移動する。詳細はページ最後を参 照 XECGEO HCY
ZXEEXP length REAL 0.0 ハニカムと前面PMTホルダーの間隔を広げる。間にはキセノンが入る。 XECGEO ZXEEXP
GASXEON iflag INTEGER 0 1だと液体キセノンが気体のキセノンに置き換わる。0だと液体のまま。 LPFLAG GASXEON
GASTEMP temperature REAL -80.0 ガスキセノンの場合の温度。キセノンの密度に影響を与える。(摂氏) XECGEO GASTEMP
GASPRES pressure REAL 1.70 ガスキセノンの場合の圧力。キセノンの密度に影響を与える。(絶対圧 [atm]) XECGEO GASPRES
Event kinematics
KEY Args Type Defaults Description COMMON Var
KINE ptype x1 x2 y1 y2 z1 z2 t1 t2 p1 p2 REAL Not specified ptype は粒子の種類。 基本的にその他は順に入射地点(X, Y, Z) の範囲、momentum の theta, phi 成分の範囲であるが、DSTSW の値によって意味が異なってくる。 対応する DSTSW が 2 の時はGaussian分布で値を振ることができ、 最初の項(例えばx1)がmeanで次の項(例えばx2)がsigmaとなる。 1の時は分布が与えられたhistogramに従うので無視される。 GCBANK IKINE,PKINE
MOMTM p1 p2 REAL Not specified 粒子のmomentumの範囲 LPFLAG MOMTM
DSTSW x y z t p m INTEGER 0 0 0 0 0 0 x,y,z,theta,phi,momentumに対する分布の型を定義する。 0は一様分布、2はGaussian、1はDSTHIDと{X,Y,Z,T,H,P}HNAMで与えられた hbook形式のhistogramの分布に従う。 2(Gaussian)の時はKINEで指定する最初の項(例えばx1)がmeanで次の項(例えばx2)がsigmaとなる。 1の時はKINEでの範囲指定は無効となる。 (本当は2でも範囲指定できれば何かと便利だが。) 第6項の m は特別で、3(理論的に出したTERAS beam。 AIST でprofileの変更が可能。)と4(Compton edgeを2次式で近似したもの。 もはやobsolete。)が指定でき、 これらの場合もMOMTMでの範囲指定は無視される。mが5の時宇宙線モード、6の 時αソースモードとなり、KINEとMOMTMが無視される。 LPFLAG DSTSW
DSTHID xhid yhid zhid thid phid mhid INTEGER 0 0 0 0 0 0 それぞれの分布の histogram の histogram ID を指定する。 DSTSW で 1 を指定したときそれに対応する項が有効となる。 LPFLAG DSTHID
XHNAM filename CHARACTERS NULL X 方向用の histogram の file name を指定する。 DSTSW で 1 が指定されると、ここで指定したファイル名のhistogramを読む。 なお、operandは文字列のためシングルクォート(')で囲まなければならない。 ファイル名を他の成分と重複して指定してしまうと、 それに対するエラー処理はしていないので何が起きるかわからない。 LPFLAG XHNAM
YHNAM filename CHARACTERS NULL Y 方向用の histogram の file name を指定する。 LPFLAG YHNAM
ZHNAM filename CHARACTERS NULL Z 方向用の histogram の file name を指定する。 LPFLAG ZHNAM
THNAM filename CHARACTERS NULL theta 方向用の histogram の file name を指定する。 LPFLAG THNAM
PHNAM filename CHARACTERS NULL phi 方向用の histogram の file name を指定する。 LPFLAG PHNAM
MHNAM filename CHARACTERS NULL momentum の histogram の file name を指定する。 LPFLAG MHNAM
AIST Ee dAe bs Ep L Rcol REAL*8 764D0 0.15D-3 2D-3 4.68D-6 11.4D0 1D-3 DSTSW の m で 3 を指定した場合に適用される TERAS とコリメータの profile。 electron beamの平均エネルギー(Ee[MeV]), angular divergence(dAe[rad]), bunch size(bs[m]), 実験室系での incident photon energy(Ep[MeV]), collision point と 2nd collimator との距離(L[m]), 2nd collimator の半径(Rcol[m]). AIST ELCE0, ELCAD, ELCD, PHTE1, COLD, COLR
Xe scintillation light tracking
KEY Args Type Defaults Description COMMON Var
CUTDES cutoff REAL 0.0 Xe scintillation photon の cut off energy[GeV] XECINT CUTDES
XESCTRACK iflag INTEGER 1 Xe scintillation photon の tracking を有効(1)にするか無効(0)か。 XECSCI ISCTRK
XESCENERGY Wph REAL 21.7 Xe 中で scintillation photon を 1 個生成するのに必要なエネルギー、 すなわち W 値 (eV)。 alpha粒子の場合は18.1 eV にした方が良いでしょう。ガスキセノン中のalpha粒子の場合は49.6 eV にした方が良いでしょう。 XECSCI ESCINT
XESCPOISSON iflag INTEGER 1 scintillation photon 生成数の誤差を Poisson 分布に従わせたい場合は 1 にする。無効にするには 0 。 XECSCI IPOISN
XESCRFRIDX index REAL 1.61 Xe の屈折率。検出器表面で photon が反射する時に効いてくる。 XECSCI RFRIDX
XESCRAYL iflag INTEGER 3 1 だと等方的に散乱され少し計算量が減るが、 2 だとより現実的に 1+(cos(theta))^2 に従う。 3 だと更に 2 に加え波長の 4 乗に比例するようになる。 0 を指定すると Rayleigh 散乱しなくなる。 XECSCI IRAYL
XESCDRAYL length REAL 40.0 Rayleigh 散乱の散乱長。単位は cm。 XECSCI DRAYL
XESCABSO iflag INTEGER 0 Xe 中における scintillation photon の吸収を有効にする(1)かしない(0)か。 XECSCI IABSO
XESCDABSO length REAL 100.0 液体 Xe 中における scintillation photon の吸収長。 単位はcm。 XECSCI DABSO
XESCREFL iflag INTEGER 0 PMT holder(Al)上での反射を有効にする(1)かしない(0)か。 XECSCI IREFL
XESCDEREFL iflag INTEGER 0 PMT holder(Al)上での反射を鏡面にする(0)か拡散にする(1)か。 XECGEO IDEREFL
XESCEREFL eff REAL 0.6 PMT holder(Al)上で photon が反射する割合。その他は吸収される。 XECSCI EREFL
QREFON iflag INTEGER 0 PMT の Quartz 面での反射を有効にする(1)かしない(0)か。 XECGEO QREFON
QRFIDX index REAL 1.49 quartz の屈折率。 XECGEO QREFON
QABSON iflag INTEGER 1 quartz での吸収を有効にする(1)かしない(0)か。 XECGEO QABSON
PMTQEF qe REAL 0.0631/0.05 R6041Q の Q.E.。 2.5mm の quartz にシンチ光を正面から当てた場合には 79.2 % の photon が透過できる。 これをふまえると、QABSON=1 の場合は default の値は 0.0631 となる。 QABSON=0 の場合は default の値は自動的に 0.05 となる。 もちろんここで指定した値が優先される。 XECGEO PMTQEF
XESCRNDM s1 s2 INTEGER 0 0 Scintillation photon tracking routine では乱数生成 routine が別に用意されており、 どのような条件でも RNDM で決めた種さえ同じであれば photon tracking までの物理過程は全く同じものとなる。 ここではその種を決める。 XECGEO QABSON
Histogramming
KEY Args Type Defaults Description COMMON Var
HIST filename CHARACTERS NULL filename で指定した file に HBOOK 形式で出力される。 LPFLAG CHBNAM
NTUPLE iflag INTEGER 0 1 だと CWN で Ntuple を作る。0 だと何にも出力されない。 LPFLAG NTUPON
SUMOUT switch INTEGER 1 有効(1)にするとNtupleに総放出光量NTOTPE,総観測光量NSUM,各面での光量和NPEW(i) (ここで i は 1:right, 2:left, 3:bottom, 4:top, 5:front, 6:back)を加える。 不要であれば0にする。 LPFLAG SUMOUT
NPEOUT switch INTEGER 1 1にするとNtupleに各PMTの光量NPEを加える。 普通は無効(0)にはしない。 LPFLAG NPEOUT
EXPOUT switch INTEGER 0 Ntuple に LP実験の analyzer と同じ順で CADC や QSUM,Q_{FRONT,BACK,RIGHT,LEFT,TOP,BOTTOM} を追加するときはこれを有効(1)にする。CADC は NPE の配列のindexをLP実験と同じにしたものであり、要素数も228である。 したがってQSUMやQ_FRONT等も228本に関する和である。 なお、NPMT が 6 6 8 でない時は自動的に無効になる。 LPFLAG EXPOUT
DEPOUT switch INTEGER 0 Ntuple に NDEPO,XDEPOS(0,3000)を追加する。 MXDEPOSは可変配列のため実際には3000個もないが、 有効(1)にすると file size が巨大化するので注意。 普通は無効(0)に。 LPFLAG DEPOUT
TIMEOUT switch INTEGER 0 Ntuple に XDEPO(5),XDEPOS(5)を追加する。 これらには各エネルギー損失の時刻が入る。 LPFLAG TIMEOUT
Graphics
KEY Args Type Defaults Description COMMON Var
META filename CHARACTERS NULL 検出器内の粒子の飛跡を出力する場合の Postscript file 名。 LPFLAG CPSNAM
PLOT evt1 evt2 INTEGER Not specified 指定された範囲のイベントについて Postscript に出力する。 GCLIST LPLOT
CUTXYZ cut REAL 0.0 指定した momentum 未満の粒子の飛跡は Postscript として出力しない。 生成される scintillation photon の総数は変わらないことに注意。 単位は MeV/c。 LPFLAG CUTXYZ


Kenji Ozone 18-Jul-2002